基本の5本でホームケア活用&ブレンドレシピ

アロマテラピー



精油は家庭でのケアにとても便利なのです。

それにしてもたくさんの種類があるので、初学者や初めて精油を使うというには何から揃えたらよいのかというご相談を受けることがあります。

そこで、今回は日常的なケアのためにこれさえあれば何とかなるかな?という精油を5本選んでみました。

精油を5本選んでみました

ラベンダー・アングスティフォリア

  • 一番有名な精油といっても過言ではないと思いますが、ホームケアにおいても最も活躍するので不可欠な1本です。
  • 用途
    • 心のケアに有効な成分を多く含みます。ストレス緩和や安眠用に。
    • 切り傷、ニキビ、火傷、湿疹など皮膚トラブルのケアに。
    • 筋肉痛、腰痛、月経痛や肩こりに。

ティートゥリー

  • 家庭の常備薬として。ほぼ抗生物質のようなパワーがあり、これも一家に1本常備必須の精油です。
  • 用途
    • 風邪やインフルエンザ予防の芳香浴からのどの痛みに。
    • ニキビ、口内炎、水虫のケアに。
    • 空気清浄や室内の抗菌対策に。

ペパーミント

  • 皮膚に使うと体感温度が下がることから、夏に使いたくなる精油ですが、実は一年中役に立ちます。ただし、三歳未満のお子様や妊婦さんなど使用できない方もいるため要注意です。
  • 用途
    • 集中力を高めたい時の芳香浴に
    • 頭痛や筋肉痛の緩和に
    • 消化不良や吐き気の緩和に
    • 風邪・花粉症の鼻づまりに。

ユーカリ・ラディアータ

去痰作用や、抗ウイルス作用に優れています。「頭部に位置する呼吸器系にはほぼ役立ちますよ」といつもお話させていただいている精油。

用途

風邪や鼻づまりの緩和に。咳の緩和など。

風邪やインフルエンザなど感染症の予防に。

オレンジスイート

フレッシュで甘い香り。多くの方に好まれる心温まる香りなので空間芳香にもっともおすすめ。

用途:
食欲不振など消化器の不調に。

不眠に。

冷え性に。

ホームケア活用&ブレンドレシピ例

精油はシングルでも効果はありますが、ブレンドすると相乗効果が高まったり、香りがもっと良くなったり、活用の幅が広がります。

① 風邪・感染症予防&初期ケア

目的:ウイルス対策・免疫サポート・のどのケア
使い方:アロマスプレー・ディフューザー・蒸気吸入で

ブレンドレシピ:風邪予防アロマスプレー

  • ティートゥリー
  • ユーカリ・ラディアタ
  • ラベンダーアングスティフオリア

👉 マスクスプレーや空間除菌におすすめ。


② 集中力UP・リフレッシュ

目的:眠気・疲労・だるさに
使い方:ディフューザー・アロマストーン

✔︎ブレンド例:集中&リフレッシュブレンド

  • ペパーミント
  • ユーカリ・ラディアタ
  • オレンジスイート

👉 午後の眠気や、仕事・勉強時の空間に最適。


③ 安眠・リラックスケア

目的:ストレス・不眠・心身の緊張緩和
使い方:バスソルト・寝室ディフューザー

✔︎ブレンド例:おやすみアロマバスソルト

  • ラベンダーアングスティフオリア
  • オレンジスイート
  • 天然塩(粗塩など)

👉 バスタイムで心地よくリラックス。夜ぐっすり眠りたい時に。


④ 虫除け・虫刺されケア

目的:夏のアウトドアや蚊対策
使い方:スプレー・ジェル・ロールオン

✔︎ブレンド例:虫除けアロマスプレー

  • ペパーミント
  • ティートゥリー
  • ユーカリ・ラディアタ

👉 肌や衣類にスプレー。さわやかな香りで不快感も軽減。


⑤ お肌のトラブルケア(かゆみ・ニキビ・日焼け後など)

目的:トラブル肌の鎮静・抗菌
使い方:ホホバオイルなどで希釈してロールオンやジェルに

✔︎ブレンド例:お肌用ロールオン

  • ラベンダーアングスティフオリア
  • ティートゥリー
  • ホホバオイル

👉 ニキビ、かゆみ、かすり傷などの気になる部分に。


⑥ 夏の爽快クールジェル

目的:日焼け後のケア・熱中症対策・足のだるさ
使い方:ジェル基材に混ぜて使用する

ブレンド例:ひんやりリフレッシュジェル

  • ペパーミント
  • ユーカリラディアタ
  • ラベンダーアングスティフォリア
  • ジェル基材

👉 首筋・足裏・肩などに。スーッと爽快!

⑦リラックス&安眠

花粉や風邪対策にぴったり。ラディアータのマイルドな清涼感と、ペパーミント・ティートゥリーで呼吸をクリアに。

ブレンド例:リラックス&安眠ミスト

  • ラベンダーアングステフオリア
  • オレンジスイート
  • ティートゥリー

安全に使うためのポイント

  • 必ず希釈して使用してください。
  • 乳幼児・妊婦・ペットには特に注意。
  • 保管は遮光瓶で冷暗所に。

まとめ

このようにホームケアで使う精油は、香料として販売されている製品ではなく、きちんとした品質のものでないと効果もありませんし、安全に使うことができません。

専門店などで入手されたり専門知識を学び購入されることをおすすめいたします。

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