いまの地球のこと、考えてみました
地球を癒やすことの意味
過酷な猛暑の夏となりました。
この暑さは、私たち人間の活動で排出される二酸化炭素の排出量が年々増加していることによる、といわれています。
これに伴い、地球をとりまく環境が激変し、自然災害が多発しているようです。
また、近年、人類の暮らしを脅かしている『感染症』という脅威がありますが、これは決して自然に発生したものではありません。
戦争と同じように、人間自身が作り出した合成品による地球環境破壊であると、私自身は考えています。
これらの合成品のニーズを生み出し、消費する、という行動のすべてが、人類を脅かし、地球環境を荒廃させているという、たいへん皮肉な時代となっているのです。
このように荒れてしまった地球上で、小さなセラピー活動をしていて思うのは、地球への癒しなくして一人一人は決して癒されることがないだろう、ということです。
一人一人にできることを
一人一人でできることには限界があります。
ただ、環境破壊にできるだけ加担しないことで、私たち一人ひとりにできることはあると思います。
たとえば、自然に還ることのできない、石油由来の合成品を使わないようにすること。
(自然に還ることができない、ということは、私たちの人体に入ってもきちんと代謝できず、何らかの悪影響を及ぼす恐れがあることにもつながります。)
身の回りの合成品とは、お掃除用品、スキンケア用品、化粧品、バス用品、衛生用品、香水、虫よけ、エアフレッシュナー、そして、合成薬品がこれにあたります。
これらのほとんどを、実は私たちは安全なものだけで、自分でつくることができます。
中には無香料で作ることができるものもありますが、自分の好きな香りの精油(エッセンシャルオイル)を加えることにより、より生活の質を上げ、好ましい環境を作ることができますし、精油自身にも高い効能があるので無意味に加えることにはならないはずです。
そして、有機栽培あるいは野生に近い環境で栽培された植物から抽出された精油を使用することは、つまり化学肥料や殺虫剤を用いない農業でなければならないことを意味します。
食用生産に比べると微々たるものかもしれませんが、このような農業でなければならないと声を上げる表れとして精油を選ぶことは、私たちを癒やすことはもちろん地球を癒やすことにつながる、と思っています。
8月は、こうした地球のことに思いを馳せながら、環境にやさしい身の回り品を作ってみませんか。
8月ワークショップ
天然素材のキッチンソープ作り
地球環境にやさしいキッチンソープをつくります。
所要時間:120分
料金¥2,000
アロマコスメ作り
秋に夏のトラブルを残さないための、手作りスキンケアコスメを作ります。
【内容】
アロマと芳香蒸留水のフェイスローション30㎖
シミ対策の美容オイル10㎖
美容クリーム20㎖
所要時間:60分
料金:¥3,300
虫よけスプレー&虫刺されバーム作り
人体に優しい成分の虫よけスプレーですが、よく効くと好評です。
精油には、蚊など虫の嫌う香り成分が含まれており、そうした成分を含む複数の精油を数種類ブレンドすることで、虫よけ効果のあるスプレーをつくることができます。
虫に嫌われるけど、ご自分にとってはよい香りになるようにスプレーを作ってみましょう。
また、精油には、かゆみをおさえたり炎症をおさえたりする作用のあるものもあります。
そんな精油を使って軟膏を作ります。
所要時間:60分
料金:¥2,200