フランキンセンスのリップバーム

アロマテラピー

フランキンセンス

フランキンセンスは呼吸を深くし不安やストレスを沈静化するのに欠かせない香り。

アロマテラピーをしている人にはよく知られているけど、多くの方にはあまりなじみのない香り。

精油の場合は樹脂から水蒸気蒸留法で抽出するのですが、本来火をつけ焚く使い方で、古い歴史を持ち、神聖な香りとして用いられてもきましたし、肌のしわ・たるみ、ターンオーバーとの関連でもよいとされ古い昔から美容にも使用されてきています。

呼吸とのつながりでいうと、咳や気管支の炎症を和らげる作用があると言われることも多く、呼吸器系の粘膜の炎症を鎮静させるとされ、喘息や気管支炎の症状緩和に使われることもあります。

口呼吸と鼻呼吸

長く続いたマスク生活。
息苦しさから口呼吸になりやすくそれが習慣になり、口を閉じる力が弱くなって子どもたちの噛み合わせや歯並びにも影響が出てきているという記事を読みました。

また、鼻の中には様々なガードがあって、花粉やウィルスなどの異物がいきなり体内に入らない仕組みがそもそもあり、急激な温度や湿度の変化にも耐えうる仕組みまで備わっているそうで、鼻呼吸であれば、アレルギー疾患や風邪、感染症のリスクも少し低くなるうえ、自然と呼吸も深くなるので自律神経にもいい影響があります。

これに対して口呼吸はとても無防備な呼吸だといってもよいくらいリスクの高い呼吸です。
浅い呼吸は交感神経を優位にしますし、実際ストレスの多い方は口呼吸されている方が多いように見受けられます。

口呼吸→鼻呼吸への移行にもアロマのある暮らしって役立ちそうですね。

フランキンセンスのリップバームの作り方

それなら呼吸を深くするのが得意なフランキンセンスを鼻元で使うリップバームにすると、自然と鼻呼吸が楽に出来て体にも心にもよさそうです。
荒れやすい唇の保護にもいいですね。

また、一生の間に何十本ものリップクリームや口紅を食べてしまうらしいので出来るだけ身体に優しい材料でできたものを使いたい部分でもありますし。

【recipe】

フランキンセンス精油 1,2滴
ファーナスペレット 2g
ホホバオイル 3ml

1 ビーカーまたは耐熱の容器にファ―ナスペレットを入れ、湯煎にかける。
ファ―ナスペレットは40度ちょっとくらいで溶けるので、ポットのお湯を使うだけでよいです。
2 ファ―ナスペレットが溶けたら、ホホバオイルを入れてよく混ぜる。
3 粗熱が取れたらフランキンセンス精油を入れて混ぜる。
4 固まったら出来上がりです。
5 色を付けたいときは、酸化鉄の赤・黄・茶を使っています。

タイトルとURLをコピーしました