肝臓の不調をアロマでケア

アロマテラピー

なんだか疲れやすい…それ、肝臓のサインかも?

最近、なんだか疲れやすい・気分が重い・肌の調子がいまいち…
そんなことはありませんか?
もしかすると、それは肝臓からのサインかもしれません。

肝臓は「沈黙の臓器」とも言われ、自覚症状が出にくい器官。
でも、私たちが元気に過ごすためには欠かせない存在です。

今日は、アロマでできるやさしい肝臓ケアについてご紹介します🌿


肝臓の働きって?

肝臓は、体の中の“デトックス工場”のような役割。

  • 摂取したものを分解・代謝
  • ホルモンやエネルギーの調整
  • 免疫のサポート

…など、まさに縁の下の力持ちです。
ですが、ストレスや不規則な生活、添加物やお酒などで知らず知らずのうちに負担がかかっていることも。


肝臓が弱っていると・・・

肝臓が弱っていると、美容にもじわじわと影響が出てきます。
どんなに外からお手入れをしても全く効果がないということにもなりかねません。
特に40代以降の女性にとっては、肌や髪、目元など「年齢が出やすい部分」にサインが現れやすいので、早めのケアが大切です💡


肝臓が弱っているときに現れる美容面への影響

① 肌のくすみ・黄ばみ

肝臓が解毒をしっかりできていないと、体内の老廃物がうまく排出されず、血行不良・酸化が起こり、
肌がくすんで見える、黄色っぽくなることがあります。

特に「頬が土色っぽい」「目の下が影っぽく見える」という人は要注意です。


② シミ・吹き出物・湿疹

  • 肝臓はホルモン代謝にも関与しているため、働きが低下すると肌のターンオーバーが乱れ、メラニンが排出されにくくなります。
    → 結果として、シミが濃くなったり、消えにくくなったりします。
  • また、毒素が排出しきれず、背中や口周りに吹き出物として現れることも。

③ 目元のクマ・むくみ

肝臓は「血を貯蔵する臓器」でもあるため、働きが弱まると血流が滞りやすくなります。
目の下にクマができる/顔がむくみやすくなるなど、疲れた印象に。

東洋医学では「目は肝の窓」とも言われ、目の疲れや乾きも肝の疲れのサインとされます。


④ 髪のパサつき・白髪増加

肝臓が弱ると栄養代謝や血流がうまく回らなくなり、毛根への栄養が不足しがちに。
→ 結果として、髪が細くなる/ツヤがなくなる/白髪が増えるなどの影響が出やすくなります。


⑤ 感情の乱れによる肌荒れ

肝は「怒」や「イライラ」と密接に関係する臓器。
メンタルの揺れが皮膚(特に口まわり・あご)に現れることもあり、
ストレス性のニキビ・かゆみ・湿疹が出やすくなります。

対策のポイント

  • 夜更かし・甘いもの・お酒を控える →肝臓に負担をかける行動を避けましょう。
  • ストレスを感じたら深呼吸でリセット→とくに「怒」の感情は肝臓に負担をかけてしまいます。
  • アロマケア →アロマには、香りを通して自律神経に働きかけるだけでなく、肝臓自体に対して作用するものもあります。

🌿 肝臓ケアにおすすめの精油

バジル
ローズマリーベルべノン
タイムツヤノール
レモン
ペパーミント  など 

それぞれに肝臓に対して様々な作用を持ちますので、ブレンドして植物油に混ぜ、肝臓周辺に刷り込むようにトリートメントします。
禁忌に気を付けて精油を選んでくださいね。
肝臓を強壮してきれいにしながら、元気にしてくれますよ。

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アロマテラピーについては、香りで癒されるという面だけでなくあらゆる心身の不調に役に立つことがずいぶん知られてきました。お薬に手を出すか、病院に頼るか、についてはあらゆる場合があるし、考え方も人それぞれです。ただ、緊急性があったり症状がつらす...もっと見る
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