気温が下がり、空気が乾燥してくるこの季節。
呼吸器の不調が気になる方が増えてきます。
風邪やインフルエンザに対しては一般的な対策が存在しますが、
それを前提としてより入念に対策を行いたいとのご相談も多くなってきました。
もちろん西洋医学でなければ対処できない状態や症状もありますが、
自然療法であるアロマテラピーを愛好する方の間では
呼吸器を守るために適切に精油を活用するのが一般的になってきていると思います。
風邪やインフルエンザウィルスが攻撃してくるのは主に呼吸器ですが
その呼吸器を経路として使用するアロマテラピーで対策を行えることがまず第一の利点となります。
さらに精油には、抗菌作用や抗ウィルス作用があり、菌やウイルスの増殖を抑えて体内に侵入するのを防ぐ働きがあるものが存在するため、風邪やインフルエンザなどの感染症予防に役立てることが知られています。
おすすめ精油3種
風邪・インフルエンザ いずれにも対処できるためぜひ常備しておきたいのが
🍃ラヴィンツァラ
🍃ユーカリ・ラディアタ
🍃ティ―トゥリー
です。
精油には程度の差はあるものの、抗菌作用があるものが多いのですが
中でもこの3種類の精油には抗ウィルス作用のほか、
去痰作用や免疫調整作用など気管支系に働きかけて呼吸器を防御する力が特別に強力です。
アロマ活用法
これらの精油を予防として使う方法として
一時期、流行ったマスクスプレーを作って持ち運ばれる方もいます。
香りの強さが気にならなければティッシュなどに1滴ずつ落とし畳んだものをマスクに入れるほうが手軽かもしれません。
マスクを使わないという場合はそのティッシュをそばに置き時折吸入するのもよいです。
植物油10mlに、3種類の精油を1滴ずつ混ぜ、喉や胸の上部に塗布するのもおすすめ。
また、あらかじめブレンドされた便利な商品もいろいろありますよ。
何にもまして大切なこと
呼吸器系の感染症に限らず、あらゆる病気にも共通することですが、
健康でいるための第一は、こころ・メンタルケアです。
ストレスを溜めない
疲れたら休む
穏やかな心で暮らす
笑って過ごす
免疫力を最強に保つ方法でもあります。
恐れすぎたり不安な気持ちを抱えたりしていることが病気を寄せつけてしまうのは本当です。
アロマを使うことは、香りの力で心までも癒やされることに最大のメリットがあるのかもしれません。